スワンドラフト (Swan draught)

スワンドラフト (Swan draught)

名称:Swan Draught (スワンドラフト)
産地:西オーストラリア州 パース
ビール種別:ラガー
アルコール度数:4.5%
ビールタイプ:フルストレングス
醸造所:Swan Brewery(スワンブルワリー)

 

スワンドラフト概要説明

スワンドラフトはスワンブルワリー(Swan Brewery)が製造する2つのビールブランド「スワン」シリーズと「エミュー」シリーズのうちの「スワン」シリーズの中の1製品。
オーストラリア全土ではビクトリアビター通称VB(ブイビー)が支配的な地位を築いてはいるもののここ西オーストラリアでは今だにスワンブルワリーが圧倒的な力を持っている。
そのブルワリーが放つフラッグシップ製品。スワンドラフトである。

1800年代に立ち上げられた西オーストラリア、スワン川を臨む位置に建てられたこの醸造所。名前はスバリ、スワン川からとられたものである。
同シリーズ内において、かつてはミッドストレングスやスタウト等の幅広い製品を取り揃えたが現在は集約されこのスワンドラフトのみの製造となってしまった。1商品となった現在も、西オーストラリアでの人気は全く衰えなかった。 しかしながらその他の州ではあまり販売されておらず見つけるのが少々難しい、というビールになってしまった。
ラガーながら立ち上る香りやロングラスティングなテイストを実現。酸味を抑える事によりマイルドな味わいかつサッパリとした仕上がりとなっており冷やしてごくごく飲むタイプと言うよりはどちらかと言うとのんびりをその味わいを楽むのに向いている。しかしながらエールをはじめとした複雑怪奇、甘みや変わったフレーバーがあるわけではなく正真正銘真っ向から造られた純正派のラガービールであり、大手ビールメーカーが製造する大量生産ラガービールの中では比較的好印象に受け止める人が多い。
同一セグメントにあたるカールトンドラフトやトゥーイーズニューに比べて圧倒的に飲みやすくうまい、と表現されるとこもよくあるがひょっとすると西オーストラリア州に住む人の意見が色濃く反映されているのかも知れない。

 

 

スワンドラフトの味わい

カラーは通常のビールより若干濃いめで香ばしい印象を受ける。泡の形成はあまりなく表面に薄いレイヤーを作る程度に落ち着いてしまう。クリーミーな感じは好印象だ。
立ち上るアロマあまり強く感じられないが、麦の感じが出たパンを思わせる香りのなかにやや草原的雰囲気を持ち合わせる。
口に含んでみると軽めではあるがナイスな麦芽感。決して薄いというわけではない。軽めの心地よい苦味、自然な甘さがさわやか。味わいもやはりどこか森の木々を思い起こさせる。なるほど大量生産マクロラガーのなかでもかなり好感が持てる出来映えだ。
口当たりがとてもよく柔らかい印象を受け、月並みな言いかたではあるが本当に「飲みやすい」。フルフレーバーであることも納得で確かにゆっくり楽しめる。
とてもよい水を使っているかのような印象を受けるクリーンなマウスフィールもとてもよい。 西オーストラリア州のみならすもっと評価されてよいビールだと思われる。

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