カールトンドラフト (CARLTON DRAUGHT)

カールトンドラフト (CARLTON DRAUGHT)

名称:Carlton Draught (カールトンドラフト)
産地:ビクトリア州 メルボルン
ビール種別:ラガー
アルコール度数:4.6%
ビールタイプ:フルレングス
醸造所:Carlton & United Breweries(CUB)カールトン&ユナイテッドブルワリーズ(通称「CUB」)

 

カールトンドラフト概要説明

カールトンドラフトはオーストラリア最大のブルワリー、カールトン&ユナイテッドブルワリーズ通称CUBが販売するフラグシップである「カールトン」シリーズの1つ。カールトンシリーズにはそのロゴとして二匹の重なりあった馬、クライズデール、があしらわれている。
クライズデールはイギリス、スコットランド原産の馬で昔から馬車や荷物を引く馬として親しまれてきた。
1864年から生産が開始されたカールトンドラフトもまたこのクライズデールに引かれて多くの人々の喉を潤し続けた。馬が歩く音「パカパカ」という音はまさにカールトンブルワリー※1 が作るビールがやってきた証だった。
戦後徐々に馬から車によるデリバリーへ姿を変えたのだが人々に親しまれたこの馬はカールトンシリーズのロゴとして永遠に残ることとなった。

※1:カールトンブルワリーはカールトン&ユナイテッドブルワリーズ(CUB)の前身となるブルワリー。詳しくはフォスターズグループの歴史を参照
カールトンドラフトを製造するCUBの本拠地があるヴィクトリア州と、その隣ニューサウスウェールズ州では絶大な人気があり、ほとんどのパブで瓶のみならずタップ※2 でも取り扱いがある。

※2:ビアサーバーから注ぎ販売するもの。日本で言う「生」「ドラフト」に相当。
同じくCUBから販売されるオーストラリアでシェアナンバーワンのビールVB(ブイビー)には遠く及ばないまでもオーストラリア国内での販売シェアはかなりのものになる。 2003年には酒税の変更によりアルコール度数が5.0%から現在の4.6%に下げられたがそれにより大きな人気の下落などは見られなかった。
テレビCMを始めとして様々なところに広告を打ち出しており特にスポーツでのスポンサー活動には大きく力を入れている。
2005年に放送が開始された「The Big Ad(ザ ビッグアド)」と名付けられたテレビCMはその名の通りかなり壮大で、人々の度肝を抜いたスケールによる演出は大きな話題を呼んだ。またこのCMは数々の賞も受賞。現在でもYouTube等で「Carlton Big Ad」等で検索をかければ視聴可能となっている。ぜひともその目で確認して頂きたい。
特筆すべきは非情に壮大でなおかつ費用もかけているのに歌詞を初めとしたその内容がとてもバカバカしいというところで、評論家からも絶大な支持を得た。 カールトンドラフトはその他のマーケティング戦略もうまく幅広い層からの人気を獲得している。

 

 

カールトンドラフトの味わい

味わい 味わいに関してはよくも悪くも非情にクセがなく一般的なオーストラリアビールの典型的な感じだ。悪い言い方をすると特徴が感じづらいのかもしれない。
色合いは美しい典型的なビールカラー、香りはそれほど強くないビール香。程よい泡に適度な炭酸による清々しい刺激。
どちらかというとモルティーでまたトーストのような麦麦しさも感じる。ホップの香りは控えめでフィニッシュとして適度な心地よい苦味を感じる。若干薄く感じるがスムーステイストの結果だと思われ飲みやすいビールに入る方だろう。
強めに冷してゴクゴクと勢いよく、味わうというよりは「感じたい」ビールではなかろうか。

更に突っ込んだカールトンドラフトの本音を語ったブログ記事は以下。
カールトンドラフト紹介のブログ (別ウィンドウ)

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