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ハーンブルワリー(Hahn Brewery)

ハーンブルワリー
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ハーンブルワリー(HAHN BREWERY)概要

ハーンブルワリーはかつてオーストラリア、ニューサウスウェールズ州(New South Wales)のシドニー中心地に近いサバーブCamperdown(キャンパーダウン)において1988年から1993年まで運営されていたブルワリー。
創設者のチャールズ(チャック)ハーン博士(Dr. Charles “Chuck” Hahn)はオーストラリア国内に置いて最も有名な醸造家の一人。
ケミカルエンジニアリングのPhDを持つ秀才チャック氏は若くしてビール業界に従事を開始。アメリカの巨大ビール会社クアーズ(Coors)で約10年の実績を積んだ後オーストラリアでケントブルワリー(KENT Brewery)を持つTooth and Co. Limited(トゥースアンドコーリミテッド)でその才能を発揮。ケントブルワリーの名をオーストラリア中に知らしめたのだった。
その後自分の理想とするビール醸造を貫くためにハーンブルワリーを立ち上げた。
もともとチャック博士の得意とする分野はプレミアムビールだったため、ハーンブルワリーが立ち上げられた当初は

  • ハーンプレミアム(Hahn Premium)
  • ハーンプレミアムライト(Hahn Premium Light)

の2製品を中心としその他の製品も少ないながらに存在はしたが脇役的扱いをされているビールだった。
このブルワリーは1993年にオーストラリアのビール大手ライオンネイサン(Lion Nathan)(現在のライオン)に吸収されチャック博士の手を離れることとなった。
その後ハーンシリーズ醸造工場をトゥーイーズブルワリーへ移設。元々会ったハーンブルワリーは利用されなくなってしまった。

ハーンシリーズは現在でもライオンネイサンによって引き続き製造、販売、近年新たにドライシリーズを加えいつも人々の目を引く極めてユニークなテレビコマーシャルにより現在でも大変の人気を集めている。
ちなみにこのチャック博士は再び同じ場所に戻りさらに別のビール会社モルトショベルブルワリー(Malt Shovel Brewery)を立ち上げたのだった。

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