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アサヒグループホールディングス豪最大手のビールメーカー買収完了

アサヒグループホールディングス豪最大手のビールメーカー買収完了
Sited from; https://cub.com.au/asahi-completes-cub-acquisition/

2020年5月7日、オーストラリアのビール会社最大手であるカールトンとユナイテッド・ブリュワリーズ(CUB)が、アサヒグループホールディングスに160億豪ドル(当時レートで約1兆2000億円)で売却されることが決定した。
160億ドルの売却は2020年第1四半期までに完了する予定で、売却価格は、利払い・税引き・減価償却・償却前利益の14.9倍に相当し、CUBの基礎的な取引利益が10億ドル程度であったことを示唆している。

アサヒ飲料のピーター・マージン会長は、ベルギーの大手飲料メーカーアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ABインベブ)から、世界的に最も収益性の高い市場のひとつであるオーストラリアを引き継ぎ、次の章に踏み出すアサヒグループにとって「エキサイティングな時」であると語った。

買収前、アサヒはオーストラリアのサイダー*市場シェアの約30%を持っていたが、ビール市場についてはわずか3.5%しかなかった。160億ドルの取引完了は、日本企業によるABインベブの48.8%の市場シェアの買収を意味する。
*日本でいうシードル。リンゴのお酒でオーストラリアでは大変ポピュラーなアルコール飲料

「CUBの買収により、アサヒ飲料はオーストラリアで最も人気があり愛されているビールブランドを取り扱うことができる。顧客や消費者に、より幅広い種類の美味しい飲料を提供できるようになる」とマージン氏は述べた。
CUB社は、アサヒプレミアムビバレッジズ社、アサヒライフスタイルビバレッジズ社、アサヒビバレッジNZ社と並ぶ事業部門となり、「現在とほぼ同じ方法で」事業を継続すると主張した。

アサヒは近年急速に海外進出を果たしており、CUBの買収はグローバルな事業展開という広範な戦略に合致する。ビール出荷量が14年連続で減少しているアサヒにとって最高の買収劇である。
本買収に先立ち、アサヒは同年1月に、英国のフラー・スミス・ターナー社のビール醸造事業を3億3000万米ドルで買収すると発表していた。
2016年には、アンハイザー・ブッシュとSABミラーから、ペローニ、グロールシュ、ピルスナー・ウルケルのラガーを、それぞれ約110億米ドル相当の買収を行っている。

市場調査会社IBISWorldによると、オーストラリアでのアサヒの存在感は、市場の90%を占めるCUBとキリンビール傘下のライオンの影に隠れていた。
今回の買収により、アサヒはすでにヨーロッパに次いで2番目に大きな海外市場であるオーストラリアで大きな弾みをつけることになる。

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