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トゥーイーズオールド (Tooheys Old)

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基本情報

トゥーイーズオールド
トゥーイーズオールド
Sited from https://www.tooheys.com.au/
名称: Tooheys Old (トゥーイーズオールド)
産地: ニューサウスウェールズ州 シドニー郊外リッドカム
ビアスタイル: ダークエール
アルコール度数: 4.4%
IBU 13
EBC (SRM) 62 (31)
タイプ フルストレングス
醸造所: Tooheys Brewery(トゥーイーズブルワリー)
トゥーイーズオールド
トゥーイーズオールド Sited from https://www.tooheys.com.au/

トゥーイーズオールド概要説明

トゥーイーズオールドはトゥーイーズブルワリーが製造するビールブランド「トゥーイーズ」シリーズのフラグシップ製品の1つ。
1869年、トゥーイー兄弟、John Thomas Toohey(ジョン・トーマス・トゥーイー)とJames Matthew Toohey(ジェームス・マシュー・トゥーイー)がビクトリア州のメルボルンにてブルワリーを立ち上げた当初から存在する長きにわたる製品で、「OLD」の名が付けられている。

現在では本拠地をニューサウスウェールズ州に移設、本拠地を中心にオーストラリア首都特別地域、南オーストラリア州、クイーンズランド州では非常にポピュラーで、バーではタップ1でも多く見受けられる。
1870年代初頭、これまで多くのビールがイギリスから輸入されていた。その当時の多くは「エール」スタイルのビールであったが、このトゥーイーズオールドが市場に現れてからはオーストラリアを代表する製品として、イギリスのものと置き換えが進んでいった。

上面発酵用のエールイーストと高温でじっくりローストされたブラックモルトを使用することにより深みのある美しい黒色に加え、オフィシャルにより「チョコレートとローストコーヒーのほのかな香りを持つ」と表現されるとても繊細な仕上がりを持つダークエールである。
アルコール度数は4.4%とオーストラリアビールの中では標準的な値となっている。 醸造法として時々メディアなどで「オーストラリア伝統の上面発酵で醸造」と表現されることもあるが、オフィシャルではどちらかと言うと、ドイツのアルトを意識した製造になっていることのことである。

しかしながら同ブルワリーのフラグシップ製品トゥーイーズニューの有名さも手伝って、このビールがオーストラリアのダークエールの標準的な味わいとしての位置付けにいるのは間違いない2
現在では伝説と言われるイギリスのビールライター、マイケル・ジャクソン氏の代表的な著書の1つにMichael Jackson’s Great Beer Guide (マイケルジャクソンズ グレート ビア ガイド)がある。トゥーイーズオールドはそちらに掲載された2つのオーストラリア産大量生産ビールのうちの1つである3

それほどの存在感を持つ、さすがはトゥーイーズである。

トゥーイーズオールドの味わい

トゥーイーズオールドの味わいに目を向ける。
まずグラスに注ぐと目につくのがその美しい色合いだ。ほとんどスタウトと変わらないくらいの深みのあるダークブラウン。ややルビーカラーではあるものの、ほとんど黒色と言ってよい。
泡は比較的弱く短時間でその姿を消していくようだ。
最初はローストされた麦芽の香りに強く興味を覚える。それもとても強く焼かれている感じた。その強さがカラメルや香ばしいトースト調のアロマを生む。やさしいチョコレート香の裏にかすかなスモークドヒント。一方ホップの香りはかなり抑えられているようだ。

味わいの全体的な総評としてはスタウト寄りのダークエールといえる。
とても飲みやすく、スッキリそしてさっぱりしているのが特徴だ。スタウトが嫌いな人でもこのダークエールならば好きかもしれない。
口当たりが柔らかくミディアムボディー。強すぎず弱すぎずビールの味を十分に生かしきる炭酸。
メインで感じる味は香りで感じるものと大きくかわらない。ローストモルトの旨みがたっぷりでトーストライクなヒントにコーヒー、チョコレート感。抑えた苦味に最後に感じるかすかなやさしい甘み。爽やかさ。
飲みやすいダークエールを探している人にはかなりおすすめできるうまいビールである。

  1. ビアサーバーから注ぐタイプの販売で日本でいうと”生”に相当
  2. 大手メジャーブルワリーが醸造するコマーシャライズド大量生産向け商品の中でという意味である。
  3. もう1製品はMatilda Bay Brewing Company(マチルダベイブルーイングカンパニー)のDOGBOLTER(ドッグボルター)と呼ばれる製品
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