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トゥーイーズエクストラドライプラチナム (Tooheys Extra Dry Platinum)

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基本情報

2015年頃 生産中止

名称: Tooheys Extra Dry Platinum(トゥーイーズエクストラドライプラチナム)
産地: ニューサウスウェールズ州 シドニー郊外リッドカム
ビアスタイル: ラガー
アルコール度数: 5.2%
IBUNo Data
EBC (SRM)No Data
タイプ フルストレングス
醸造所: Tooheys Brewery(トゥーイーズブルワリー)
トゥーイーズエクストラドライプラチナム
トゥーイーズエクストラドライプラチナム
Sited from https://www.tooheys.com.au/

トゥーイーズ エクストラドライ概要説明

トゥーイーズエクストラドライプラチナムははトゥーイーズブルワリーが製造するビールブランド「トゥーイーズ」シリーズの1つ。
元々は1994年に発売の始まったトゥーイーズエクストラドライのプレミアムバージョンとして2007年より売りだされたものである。

歯切れのよい切れ味やドライテイストなどを踏襲、飲みやすさやはそのままにラガービールとしての旨みを極限に引き出しまたドライ感やのどごしを更に楽しめるよう開発されたビール。
香りを強くまた最大の魅力は6.5%というアルコール度数が生み出すドライ感を楽しめるようにパワーアップされたビールであった。
ラベルには黒を基調としたかなり刺激的なデザインで突き抜けるドライ感の演出されたデザインを採用した。また瓶は通常6本1パックとして売られている所あえて8本パックとすることにより話題作りにも成功した。
しかし極めて残念なことに2011年頃、近年の原材料の高騰や酒税の関係により販売価格を一定に保つ為アルコール度数が5.2%にまで下げられてしまった。(その他に理由があるかどうかは不明)
この決定は多くのエクストラドライプラチナムファンをとても落胆させた。同ブルワリーは味わいに変更はないと主張するが多くのビールサイトでただのラガービールに成り下がったとの酷評がくだされた。

しかしながらそれでもまだ5.2%のアルコール度数は他のビールに比べて比較的高くトリプルフィルタレイションとよばれる製造法により極めてクリーンで辛口な飲み味は変更が加えられる前と同等の味わいを生み出しているとおもわれ、プレミアムビールの一銘柄としてその名を刻んでいる。

トゥーイーズエクストラドライプラチナムの味わい

エクストラドライブラチナムという名前からは非常に切れ味鋭いシャープで攻撃的なイメージを受ける。ただのドライではなくエクストラなドライ、そしてそれがよく意味は分からないがプラチナムな状態となっている。なんだかすごそうだ。
しかし予想に反して味わいはその前身となるエクストラドライの影響を色濃く受けており(残念ながら?)全体的な印象は非常に優等生でまとまったビールだ。挑戦的な印象はほとんど受けない。

飲む前の香りは全体的に薄目でかすかなミネラル感が心地よい。口当たりは非常によくクリスプで歯切れよくかつスムース。
とにかく飲みやすいといった印象か。麦芽の旨味やホップの苦味も強いわけではないが程よく輪郭を持たせ、オーストラリアの大量生産一般的なビールよりはプレミアム感がしっかりと出ている。その上でとてもクリアでスムースな演出というのはさすがである。

とはいえそこはやはりプラチナム、以前よりは下がってしまったが、強めのアルコールに輪郭のある味わい。兄貴分、エクストラドライを踏襲するピリッとしたドライ感。
このビールも少し強めに冷やしてゴクゴクと飲みたい。飲んでスカッと気分一新できるうれしいビールであることは間違いない。

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