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ストーン&ウッド ノーザン・リバーズ・ビア

ストーン&ウッド ノーザン・リバーズ・ビア
Sited from https://stoneandwood.com.au/
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基本情報

ストーン&ウッド ノーザン・リバーズ・ビア
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名称ストーン&ウッド ノーザン・リバーズ・ビア
(Stone & Wood Northern Rivers Beer)
産地ニューサウスウェールズ州 バイロンベイ(Byron Bay)
ビアスタイルラガー
アルコール度数4.0%
IBU16
EBC (SRM)No Data
タイプミッドストレングス
醸造所ストーン&ウッドブルーイングカンパニー
(Stone & Wood Brewing Co.)
ストーン&ウッド ノーザン・リバーズ・ビア
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ストーン&ウッド ノーザン・リバーズ・ビア概要説明

ストーン&ウッド ノーザン・リバーズ・ビア(NRB)はオーストラリア、ニューサウスウェールズ州のバイロンベイに存在するブルワリー、ストーン&ウッド ブルーイング・カンパニーが醸造するビールの1製品。同社が手掛ける製品には2つのシリーズが存在し、1つは通年販売の定番品である「コアレンジ」で、もう1つは限定販売やテスト販売の「リミテッド・リリース」である。こちらは2024年3月にコアレンジの1つとしてリリースされた。

NRB – 地元愛を詰め込んだビール

まず製品の名称につけられる「ノーザン・リバーズ(Northern Rivers)」であるが、これはニューサウスウェールズ州内で、バイロンベイを中心とするこのリージョンの名称となる。2008年の創業以来、ストーン & ウッドは地球環境への配慮、特にサステナビリティと地域コミュニティとのつながりを大変重要にしてきたブルワリーである。
「オーストラリア国内全土で大人気のブルワリーとなった今でも、ノーザンリバーズはこれからもずっと私たちのホームです。」
と言わせるほどの地域愛にあふれている。
そんな思いが詰まった本製品は公式発表にて「ノーザンリバーズへのオマージュ」と言わせるほど地域への情熱が注がれた。チームスタッフが現地を回り味わいや雰囲気のヒントやインスピレーションを得るだけではなく、販売されるエリアもこのノーザン・リバーズのみに限定された。地域への恩返しの1つでもあった。

サステナビリティへの取り組み

原材料はSDGsに配慮した。
麦芽について、本製品の70%以上は「Certified Sustainable (という団体)*」によって認証されたボイジャークラフトモルト社(Voyager Craft Malt)が育てるニューサウスウェールズ州ウィットン(Whitton)で生産される各品種を選りすぐり、また残り30%はクイーンズランド州ピンケンバ(Pinkenba)にあるバレット・バーストン・モルティング社製(Barrett Burston Malting)のペールモルトを使用した。
ホップについては100%、Certified Sustainable認証品を使用している。こちらはニューサウスウェールズ州ベンボカ(Bemboka)にある、ライフィールド・ホップス社(Ryefield Hops)が生産する各種ホップを絶妙に配合したものだ。副原料は加えず、これに特製酵母を用いて熟成。ミッドストレングスとしては高めと言える4%のアルコール度数とし、爽やかなモルト風味、やさしめの苦味に加えキレのあるフィニッシュは料理のお供から芝刈り後、スポーツ観戦時、パブ内でのバンド演奏と共に、などなど、どんなシーンにも相性の良い味わいに仕上げた。

Certified Sustainableについて

Certified Sustainable とはオーストラリアにある独立した非営利団体である。対応する日本語訳はないがあえて言えば「認証済み持続可能性団体」とでもいようか。
この団体は、企業が持続可能な慣行を採用することを支援したり、様々な認証プログラムを提供している。それらは国際的に認知された環境、社会、ガバナンス(ESG)の基準に基づいておりこの団体で認証を受けたものはその製品(やサービス)が環境への影響を軽減し、より持続可能なビジネスである事を証明している。


ストーン&ウッド ノーザン・リバーズ・ビアの味わい

ストーン&ウッド ノーザン・リバーズ・ビア
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それではノーザン・リバーズ・ビアの味わいに迫っていこう。

ビールの色合いはやや明るめ、淡い黄金色をしておりラガーでは珍しくごくわずかに濁りがある。注がれる泡は非常にきめが細か。しっかりと、本格的に造られているという印象だ。
注いでいるうちに、ふわっと立ち上る香りはないものの、鼻を近づけてみると爽やかなグラッシー香に加えわずかながらフルーティさも感じられる。
さてググっと飲んでみる。マウスフィールや鼻から抜ける香りも大変よく非常にピュアな味わいで一言「ウマい!」と言える出来ばえだ。造りこみが丁寧だからだろう、アルコール4%でも決してがっかりすることはない。確かに、ミッドストレングスならではの軽さはある。しかしそれはシャビシャビという事では全くなく、いい意味でスムースで飲みやすいという表現が的確なものとなる。複雑ではないものの味わいの裏にはやさしいフルーティネスが感じられるのも楽しい。オフィシャルが言う通り、どんなオケージョンにもぴったりで、決して惰性で飲むビールではなく、しっかりと味わいながら楽しめる。
本、ストーン&ウッドの別製品に、同じくミッドストレングスでラガーとなるグリーン・コースト・クリスプがある。そちらはいかにもミッドストレングスと言ったガブ飲み系であるのに対し、本ノーザン・リバーズ・ビアについてはゆっくり本格味わい系としての役割を十分に果たす。
ぜひとも地元に行って味わいたい逸品だ。

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