マウンテンゴート ヘイジー・ペールエール(Hazy Pale Ale)基本情報

| 名称 | マウンテンゴート・ヘイジー・ペールエール (Mountain Goat Hazy Pale Ale) |
| 産地 | ビクトリア州 リッチモンド |
| ビアスタイル | ヘイジーペールエール |
| アルコール度数 | 4.6% |
| IBU (苦味指数) | 21 |
| EBC (SRM) | 推定 10 (5) 前後(公式発表無し) |
| タイプ | フルストレングス |
| 醸造所 | マウンテンゴートビア (Mountain goat beer) |
オーストラリアの夏とマウンテンゴート・ヘイジー・ペールエール
ヘイジー・ペールエールは2019年に登場した比較的新しい定番商品で、マウンテンゴート・ビアのなかでも「夏」を象徴する一杯として広く知られています。オーストラリアの音楽フェスティバルや屋外イベントを念頭に、長い夏の間でも飲み疲れせず、しかしクラフトらしい華やかさを楽しめるように設計されました。
使用されているのは、オーストラリアを代表するギャラクシーホップと、アメリカ発祥のアザッカホップ。6グラム/リットルという積極的なドライホッピングによって、南国フルーツを思わせるジューシーなアロマが前面に押し出され、外観には濁り(ヘイズ)がしっかり現れます。これにより、香り・味わい・見た目のすべてで「夏と音楽に合うビール」というコンセプトを体現しています。

スタイル解説:ヘイジー・ペールエールとは?
ペールエールは、モルトとホップのバランスが取れた、クラフトビールの基本ともいえるスタイルです。その中で「ヘイジー」と呼ばれるカテゴリーは、濁りを伴い、ホップのトロピカルでジューシーな香りを強調するのが特徴です。
ヘイジー・ペールエールは、IPAほど強烈ではないが、通常のペールエールより香りが華やかという中間的な立ち位置にあります。
- 通常のペールエール:クリアな見た目、柑橘やホップの香りは穏やか、モルトとのバランスが中心。
- NEIPA(ニューイングランドIPA):強い濁り、非常にジューシーなアロマ、苦味は抑えられフルボディ寄り。
- NEPA(ニューイングランド・ペールエール):NEIPAを軽めにした派生スタイル。
- ヘイジー・ペールエール:NEPAに近いが、さらにセッション性(飲みやすさ)を重視し、軽やかでジューシー。
マウンテンゴートのヘイジー・ペールエールは、このカテゴリーの典型例であり「濃厚すぎないジューシーさ」と「軽快な飲みやすさ」の両立に成功しています。IPAやNEIPAは人を選ぶこともありますが、このビールはより幅広い層に受け入れられる設計です。
マウンテンゴート ヘイジー・ペールエールの味わい
それではマウンテンゴートビア ヘイジーペールエールのレビューへとうつっていきます。その実力を見ていきましょう。
外観
グラスに注ぐと、ゴールデンカラーにしっかりとしたヘイズが現れます。泡は白く細かく、軽やかに立ち上がります。視覚的にも“クラフトらしさ”を強く感じられる一杯です。
アロマ
パッションフルーツ、マンゴー、柑橘を中心としたトロピカルフルーツの香りが立ち上がり、華やかでジューシー。特にギャラクシーホップ由来のパッションフルーツのニュアンスは印象的です。
味わい
口に含むとジューシーなフルーツ感が広がり、小麦とピルスナーモルト由来の軽やかなボディがそれを支えます。苦味は21IBUと控えめで、飲み口は柔らかくスムーズ。後味にはミネラル感を伴うドライさがあり、飲み飽きない仕上がりです。
料理との相性
フルーティーさが際立つため、シーフードやサラダなど軽めの料理と相性が良いです。特にスパイシーなアジアン料理や、夏のバーベキューで魚介と合わせると爽快感が引き立ちます。フェスや野外イベントにも最適です。
マウンテンゴートビア他製品との比較
- テイスティ・ペールエール:ホップの苦味とボディ感がよりしっかり。ヘイジーは軽やかでジューシーさを重視
- IPA:苦味と香りの強さが圧倒的。ヘイジーはその対極で、親しみやすさが強み。
- サマーエール:同じく夏向けだが、サマーエールはドライでシンプル。ヘイジーは香りに重点を置いた華やかな設計。
まとめ:マウンテンゴート・ヘイジー・ペールエールの魅力
マウンテンゴート・ビアのヘイジー・ペールエールは、オーストラリアの夏にふさわしい爽やかでジューシーなビールです。2019年の登場以来、濁りある外観とトロピカルアロマで多くのファンを獲得しました。
通常のペールエールよりも香りが華やかで、IPAやNEIPAほど強烈ではない。ちょうどその中間に位置することで「クラフトビール初心者にも楽しめるヘイジー」という絶妙な立ち位置を築いています。
オーストラリア ビール文化を語る上で欠かせない現代的なスタイルであり、夏のフェスやアウトドアシーンで大活躍する一本です。


