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マウンテンゴート・サマーエール

マウンテンゴート・サマーエール
目次

マウンテンゴート・サマーエール基本情報

マウンテンゴート・サマーエール
マウンテンゴート・サマーエール
名称マウンテンゴート・サマーエール
(Mountain Goat Summer Ale)
産地ビクトリア州 リッチモンド
ビアスタイルサマーセッションエール
アルコール度数4.7%
IBU推定 20 (公式発表無し)
EBC (SRM)推定 10 (5) 前後(公式発表無し)
タイプフルストレングス
醸造所マウンテンゴートビア (Mountain goat beer)

オーストラリアの夏を象徴するビール

マウンテンゴート・サマーエールは、2013年にマウンテンゴートビアからリリースされたビールであり、同社にとって初めての缶入り商品という記念碑的な存在です*。発売前、同ブルワリーは「缶ビールをクラフトで出すべきか」を数年間にわたり検討し、ついに2013/14年の夏を前にその一歩を踏み出しました。結果は大成功で、最初のロットはほぼ瞬時に完売。需要に応えるため急遽追加生産が行われるなど、同社の歴史に残るヒット商品となりました。
*当時オーストラリアでは瓶ビールがまだ主流だった

このビールの原型は、過去の夏に限定的に提供されていた「スキッピング・ガール・ドラフト(Skipping Girl Draught)」。そこから得られたフィードバックを基に、よりセッション性を高め、暑いオーストラリアの夏にぴったりなビールとして完成させました。狙いは「暑さの中でも飲み飽きない爽快なエール」であり、その目標は見事に達成されました。

現在では年間を通して生産される定番商品となり、マウンテンゴートを象徴する一本として、クラフトビールファンはもちろん、一般のビール愛好者にも広く親しまれています。

マウンテンゴート・サマーエール
マウンテンゴート・サマーエール(パッケージ変更前)
写真提供:www.facebook.com/goatbeer/photos

マウンテンゴート・サマーエールの味わい

外観

グラスに注ぐと、淡いペールゴールドの液体が美しく輝き、厚みのある白い泡が豊かに立ち上がります。泡持ちは良く、爽やかで清涼感のある見た目は、まさに夏をイメージさせます。

アロマ

香りはフルーティーかつフローラルで、パッションフルーツやメロンを思わせる華やかさがあります。グラスを口元に近づけると、南国フルーツのような甘酸っぱい香りが立ち上り、飲む前から「夏らしさ」を感じさせます。

味わい

口に含むと、最初にトロピカルフルーツ系のフレーバーが広がり、その後すぐにクリスプでドライな飲み口へと変化します。苦味は20IBUと控えめで、軽やかな印象を与えつつ、後味にほのかなホップの苦味が残ることで、単調さを防いでいます。飲みごたえはありながらも決して重くなく、セッション性が高い仕上がりです。暑い日に何杯でも飲めるよう設計されていることが伝わってきます。

料理との相性

フルーティーさと爽快感を兼ね備えたサマーエールは、幅広い料理と相性が良いビールです。特にオーストラリアの夏の定番であるバーベキュー料理(ソーセージやラムチョップ)、ピザやバーガーといったカジュアルな料理と好相性。加えて、サラダや魚介料理などの軽い食事ともマッチし、アウトドアシーンやフェスティバルでも活躍する万能な存在です。

マウンテンゴートビア他製品との比較

本サマーエールは、マウンテンゴートビアの他の製品と比べても「季節感」を前面に出したビールです。

  • ベリーエンジョイアブルビア:シンプルでバランスの良い日常的なラガー。サマーエールの方がアロマが華やかで、フルーティーな特徴が際立つ。
  • ローカーボ・ラガー:糖質を抑えた軽快なビール。サマーエールは軽さよりも香りと季節感を重視し、よりクラフトらしい個性を持つ。
  • テイスティ・ペールエール:ホップの存在感が強く、フルボディ寄り。サマーエールはその対極で、苦味を抑え飲みやすさを追求した一本。

このように、サマーエールは同社の製品群の中でも「夏の定番」として独自の立ち位置を確立しています。

まとめ:マウンテンゴート・サマーエールの魅力

サマーエールは、オーストラリアの夏を象徴するクラフトビールです。2013年に登場したこの製品は、マウンテンゴート初の缶ビールとして市場に送り出され、その瞬間に大きな成功を収めました。パッションフルーツやメロンを思わせる香り、ドライで軽快な飲み口は、暑い気候に寄り添うために緻密に設計されており、クラフトビールの魅力を気軽に体験できる一本となっています。

クラフトファンにとっては「季節を感じる定番」として、初心者にとっては「クラフトの入り口」として機能する、万能で親しみやすいビール。オーストラリアの開放的なライフスタイルを彩る一杯として、今後もその存在感を放ち続けるでしょう。

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