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カスケード ビター|オーストラリア伝統のクラシックラガー

カスケードビター
目次

カスケードビター 基本情報

カスケードビター
カスケードビター
名称カスケード ビター(CASCADE BITTER)
産地タスマニア州 ホバート
ビアスタイルラガー
アルコール度数4.4%
IBU推定 20 (公式発表無し)
EBC (SRM)推定 14 (7) 前後(公式発表無し)
タイプフルストレングス
醸造所カスケードブルワリー(CASCADE BREWERY)

カスケードラガー概要説明

カスケード・ビターは、オーストラリア タスマニアの名門ブルワリー「カスケード・ブルワリー」が手掛ける、伝統的なイングリッシュスタイルの影響を受けたラガーです。製品名に「Bitter」とついているため、英国のエールのような強い苦味を想像する人もいますが、実際のスタイルはラガーに分類されます。これはオーストラリアのビールではよく見られる特徴で、歴史的にイギリスのエール文化を下敷きにしつつ、現地で広く受け入れられたラガースタイルへと姿を変えてきた背景があります。

そのため、カスケード ビターは「ビター」という名前を持ちながらも、実際には軽快さと飲みやすさを重視したラガーとして位置づけられており、地元では長年親しまれてきました。黄金色に輝く液体にアンバーがかる色合いが特徴で、飲みやすさと適度な苦味のバランスが多くのファンを惹きつけています。

カスケードビター
Sited from: https://www.facebook.com/CascadeBrewery/photos

カスケードビターの味わい

ではこのカスケードビター、味わいはどのようなものでしょうか。
まずビールをグラスに注ぐと、美しくも明るいゴールデンカラーが広がり、泡立ちは比較的控えめながらもクリーミーさを感じさせます。立ち上がる香りは派手ではなく、麦芽の甘みと軽いトースト香、そこにごく控えめなホップの香りが合わさり、全体として落ち着いた印象です。

口に含むと、まず麦芽由来のやさしい甘みが舌に広がり、その後を追うようにホップの苦味がじんわりと顔を出します。この苦味は強烈さとは無縁で、むしろ全体を引き締める役割を果たしています。ボディはミディアム寄りでありながらも重たさはなく、飲み心地は非常にスムーズ。喉を抜ける際のキレも心地よく、しっかりと冷やして夏場に飲むと特にその真価を発揮します。

他のカスケード製品と比べると、カスケード・ドラフトが軽快さに特化した「地元で愛される定番」、カスケード・ペールエールがホップ香と華やかさを特徴とするのに対し、このカスケード・ビターは「モルトの甘みと適度な苦味の調和」を前面に押し出しています。派手さはないものの、クラシカルで安心感のある味わいが魅力です。

カスケード・ビターは、名前から「苦いエール」を想像すると肩透かしを食らうかもしれませんが、実際にはオーストラリアらしいラガーとしてまとめられています。軽快さの中に麦芽の旨みと控えめな苦味が同居し、飲み疲れしない安定感のあるビールです。その独特の存在感は、クラシックなオーストラリアンビール文化を体現する一本と言えるでしょう。

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