基本情報
2014年頃に生産中止
名称: | Carlton Dry Fusion Lemon (カールトンドライ フュージョンレモン) |
産地: | ビクトリア州 メルボルン |
ビアスタイル: | ペールラガー |
アルコール度数: | 4.2% |
IBU: | No Data |
EBC (SRM): | No Data |
タイプ: | フルストレングス |
醸造所: | Carlton & United Breweries(CUB)カールトン&ユナイテッドブルワリーズ(通称「CUB」) |
カールトンドライ フュージョンレモン 概要説明
カールトンドライフュージョンレモンはオーストラリア最大のブルワリー、カールトン&ユナイテッドブルワリーズ(通称CUB)の「ドライ」シリーズの3番目に出された商品。
市場へは2009年の3月から投入された。
この当時でもフレーバードビア市場はまだまだ成長を続けると言われておりCUBも売り上げアップに自信を持っていた。 この商品の兄にあたるフュージョンライムとそのスペックはほぼ同等に味付けをライムからレモン変更。
ナチュラルレモンと一緒に醸造し、麦芽テイストをやや抑えミディアムビターとほのかな甘み、そしてスカッとするレモン風味。通常のビールより糖質を抑えやはり軽い飲み口を実現。
瓶はレモンカラーを思わせる黄色に黒地のラベル。2匹の馬、クライズデール種が重なりあったそのロゴはカールトンの証。
もともとフュージョンライムで成功している為このビールも瞬く間に若者を中心に人気が上昇。夏のビーチで、またオージーの大好きなパーティーで、又は一人で夜に味わいながら、様々な場所で飲まれることとなった。
もともと少々キワモノ系の扱いを受けていた本ヒュージョンドライのラインナップは2014年ごろに製造中止となり姿を消した。
カールトンドライ フュージョンレモンの味わい
フュージョンレモン味はどうだろうか。
兄貴分であるフュージョンライムが非情にユニークで笑うしかないという結果に終わったが、こちらはいかがなものだろう。
結論から言おう。
こちらもライムに負けず劣らずとてもユニークだ。
しかし前回のライムとはテイスティング時の環境が異なるからかどうかは分からないが、決して笑うしかないという印象は受けなかった。
よくいうと本当にカールトンドライにレモンを加えたような味。しかしレモン香がじゃっかんアーティフィシャルなのが残念である。
フュージョンライムと同様に、ビール自体の麦芽やホップの味わいはそれほど強くなくどちらかというと薄い印象。 歯切れのよいクリスブてリフレッシングな感じがしっかりと出ておりかなり冷たく冷やせばゴクゴクと飲める。
どこかに塩味を感じ、じゃっかんレモンとは違った酸味、鉄っぽさも残す。
フレーバーどビアという新しいジャンルのビールだけあってやはり通常ののビールファンにはなかなか受入れられにくいのかもしれない。
若者向けというのもモうなずける味だ。