ジェームズスクワイア ワンフィフティラッシュ ペールエール (James Squire ONE FIFTY LASHES PALE ALE)

ジェームズスクワイア ワンフィフティラッシュ ペールエール
目次

基本情報

ジェームズスクワイア ワンフィフティラッシュ ペールエール
ジェームズスクワイア ワンフィフティラッシュ ペールエール
Sited from https://www.jamessquire.com.au/
名称ジェームズスクワイア ワンフィフティラッシュ ペールエール
( James Squire ONE FIFTY LASHES PALE ALE)
産地ニューサウスウェールズ州 シドニー キャンパーダウン
ビアスタイルペールエール
アルコール度数4.2%
IBU18.5
EBC (SRM)10 (5) 前後(公式発表無し)
タイプフルストレングス
醸造所モルトショベルブルワリー (Malt Shovel Brewery
ビクトリアビター データ
ジェームズスクワイア ワンフィフティラッシュ ペールエール
ジェームズスクワイア ワンフィフティラッシュ ペールエール
Sited from https://www.jamessquire.com.au/

ジェームズスクワイア ワンフィフティラッシュ ペールエール概要説明

ジェームズスクワイア ワンフィフティラッシュ ペールエールはモルトショベルブルワリーにて作られるビールブランド、ジェームススクワイアシリーズの1商品。
ブルワリーの創設者、オーストラリアのビール業界ではレジェンド的扱いを受ける、チャールズ(チャック)ハーン博士(Dr. Charles “Chuck” Hahn)の熱い思いがぎゅっと詰められた上面発行にて醸されるペールエール。

本モルトショベルブルワリーで醸造されるビールはすべてオーストラリアビールの礎を築いた伝説のブルワー、ジェームススクワイアの人生をリスペクトした製品名がつけられている。
本「ワンフィフティラッシュ」もそうだ。ワンフィフティラッシュとは「鞭打ち150回という意味」。もともと窃盗などの犯罪を繰り返していたジェームズは当時の恋人のために小さな盗みを犯してしまった。結果、鞭打ち300回の刑の宣告を受けることになる。この当時すでに有名な醸造家になりかけていた彼の技術、また心の中は、実は素晴らしい人柄であった事などが評価され実際の刑は鞭打ち150回に減刑されたのだ。そのような出来事からこの名前が付けられた。
詳しくはモルトショベルブルワリーのページ内「ジェームズスクワイアの歴史」の項目を参考にしていただきたい。

本製品は2023年モルトショベルブルワリーのフラグシップ製品としての地位を気づいており、原材料や製法にもこだわりを見せる。麦芽にはペール麦芽、ミューニックに加え小麦も配合ホップはアマリロ、ウィラメット、ネルソンソーヴィン、ギャラクシのと4つを組み合わせた。しかし目指したのはIPAのようなどっしりとしたものではなくあくまでもすっきりとした後味のオーストラリアンスタイルのペールエールだった。麦芽が爽やかなキャラクターを加え、ホップがパッションフルーツ、グレープフルーツ、柑橘類を思わせるフルーティーなアロマを醸し出す。

ジェームズスクワイア ワンフィフティラッシュ ペールエールの味わい

では実際にこのワンフィフティラッシュ ペールエールを飲んでみるとどうだろうか。
まずはグラスへ注げば美しいゴールデンカラービールが姿を現す。日本で見る一般的なビールよりわずかに濃いくらいの色合いだ。同時にレモンやライムを思わせる軽いホップのさわやかな香りにも気づくことができる。飲む前から好印象だ。

口に含んでみると、まず感じ取れるのはホップの印象だ。複雑かつフルーティなフレーバーが立ち上る。そして後味には麦芽の甘くてそしてまろやかな苦みが残る。すっきりとしていて複雑さはそれほどないものの狙ってこの味に仕上げているとうかがえる。
上記の通り第一印象はホップの香りだがその後に来るボディーの中にトロピカルかつ柑橘系の果実味にそしてどこかビスケットやパンを思わせるモルト香りがそれらを支える。
炭酸及び苦味はやや控えめだ。

全体的に軽いマウスフィールだ本製品のアルコール度数を考えると大変によくできたペールエールであることがうかがえる。ビール飲みで楽しむのも、食事と合わせるのもどちらにむ向いている。

目次