基本情報
名称 | ジェームズスクワイア ジンジャービア ( James Squire Ginger Beer) |
産地 | ニューサウスウェールズ州 シドニー キャンパーダウン |
ビアスタイル | ジンジャービア |
アルコール度数 | 4.0% |
IBU | N/A |
EBC (SRM) | N/A |
タイプ | N/A |
醸造所 | モルトショベルブルワリー (Malt Shovel Brewery) |

ジェームズスクワイア ジンジャービア概要説明

ジェームズスクワイア ジンジャービア(James Squire Ginger Beer)はオーストラリアが誇る伝説のブルワーの一人、チャールズ(チャック)ハーン博士によって立ち上げられたブルワリー、モルトショベルブルワリーにて造られるアルコール入りのジンジャービアである。
ジンジャービアはイギリス発祥と言われており、イギリスと強い関わりを持つここオーストラリアでも大変に人気が高い。アルコールを含まないタイプはもちろんのこと、アルコール入りのものも多くのブルワリーから販売されており、広く親しまれている。
ジェームズスクワイアは2020年頃からアルコール入りジンジャービアをリリースしており現在では本製品を含め、いくつかの種類を取りそろえる。
オーストラリア産の生姜をふんだんに使用した伝統的なブルーイングによる醸造。4%のアルコール度数。軽く爽やかでピリッとした生姜の味わいが特徴となる。330mlの缶で提供され、デザインには濃紺色の背景に明るいオレンジでの「GINGER BEER」のレタリング。James Squireの他の製品とは一線を画す美しいデザインだ。缶のまま楽しむこともできるが、氷を入れてライムを添えると、さらに風味が引き立つ。
ジェームズスクワイア ジンジャービアの味わい

ジェームズスクワイア ジンジャービアの味わいに迫っていこう。
ジンジャービアはぜひとも氷の入ったグラスへ注いで飲んでほしい。美しいデザインの缶からグラスへ注いでみればかなり濁りのあるライトイエローなジンジャービアが姿をのぞかせる。缶底に澱(おり)がたまっている可能性があるので軽く缶をさかさまにしてから注ぐとよいだろう。
ジンジャービアをグラスへ注げばすぐに気づくのが、まさにその瞬間からかなりしっかりとした生姜の爽やかな香りが感じられる点だ。いい意味で期待を裏切る。ジンジャービアそのものは、ビールのような泡がグラスの上面へたまるということはなく、見た目は濁ったカクテル風だ。
口へ含めばそのうまさにも驚かされる。
まずは非常に強烈なショウガの風味が印象的だ。しかしこれは決して「やりすぎ」というレベルではなく、しっかりとジンジャー、ショウガを楽しんでい欲しいというメーカーの心意気がうかがえる。やや軽めのカーボネーションに爽やかな甘み、すっきりとしたノド越し、アルコール加減はあまり感じられず相当に飲みやすい。公式では、ライムを添えることもおすすめされているが、これはどちらでも良いと感じる。もちろん味変アイテムとして、後半に入れてもまた面白い。
元々の出来が大変よいため、氷をが解けてきてもそれほど気にならず最後まで楽しめる。間違いなくアルコールジンジャービアの王道を行く製品の1つである。