カールトンブラック (Carlton Black)

カールトンブラック (Carlton Black)

名称:Carlton Black (カールトンブラック)
産地:ビクトリア州 メルボルン
ビール種別:スタウト
アルコール度数:4.4%
ビールタイプ:フルレングス
醸造所:Carlton & United Breweries(CUB)カールトン&ユナイテッドブルワリーズ(通称「CUB」)

 

カールトンブラック概要説明

カールトンブラックはオーストラリア最大のブルワリーであるカールトン&ユナイテッドブルワリー(CUB)において製造、販売される「カールトン」シリーズの中の1商品。

1835年に起源を持つ古くから伝わる酵母を使用。大麦麦芽は大きなドラムにて深くローストし伝統的な上面発酵にて醸造されるダークエール。

深入りローストにより若干炭化したモルトが甘みや香ばしさを引き出し、フルボディー、フルフレーバーな味わいを実現した。
特徴的なディープルービーカラーの美しい色合いも見応えがある。

CUBが製造するビールの中では比較的新しい部類に入り、ビールの販売低下や海外から輸入ビールの値段が下がる中、売り上げ回復の助けになるだろうと考えられ市場に投入された。 カールトンシリーズの中では唯一のダークエールであり、それだけにこの製品に注がれる力、思い入れはほかならぬものがあり大手ビールメーカが大量生産に作るビールの中ではとりわけしっかり造られたものである。

1907年にCUBを形成する以前のカールトンブルワリーでは主にエール(カールトンエールと呼ばれていた)が醸造されていたが、現在カールトンシリーズの中ではこの「カールトンブラック」を除いては全てラガータイプのみとなっており、唯一の上面発酵(エール)となる。 カールトンエールの復活が望まれる。

 

 

カールトンブラックの味わい

色合いはギネスと同等又はごくわずか薄いくらいか。とても深くて美しいルビー色だ。
グラスに叩くように注げばしっかりとコシのある泡が形成され滑らかさは無いがビールに蓋の役目を果たすほど分厚く盛り上がる。残念ながらそれほど長時間形状が保たれるわけではない。

香りは最初からとてもロースティーだ。 深く香ばしいモルトが主張。ダークチョコレートやコーヒー、ナッツ等のヒントも感じられる。
口に含んだ感じはいたって普通のスタウトである。奥にじゃっかんのプラム的ジャミーな感じを残すがそれ以外は悪く言ってしまえばやはり普通のスタウトだ。

しかし、どうだろうかこの普通のスタウトがよくよく味わえば極めてしっかり作られた教科書のような出来栄えだということがわかる。 当たり前の事を当たり前のようにやったらこうなった。いかがですか。 そんなことを言われているかのように感じずにはいられない。間違いなくダークエールの優等生。

人によってはそのテイストがやや薄くてボディーがない、水っぽいとの意見もあるが、スタウトながら軽い飲み口。特徴のひとつととらえていただきたい。
冬には暖炉の前でロッキングチェアに揺られながらゆっくりとたしなむ。その場合はやや高めの温度で楽しむのがいいだろう。
夏にはうんと冷してカキンとなったその液体をガブガブと胃の中に流し込めばよい。スッキリと爽やかなダークエールを堪能できること間違いなした。

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