チアーズ!VBが国内一位に返り咲き

ビクトリアのプライドが救われた。
2013年3月、最新の醸造産業実績発表によるとVB(ビクトリアビター(通称「ブイビー」))がクイーンズランド産のXXXX(フォーエックス)ゴールドを抑えマーケットシェア1位に返り咲いた。
XXXXゴールドは昨年(2012年)5月、数十年に渡り支配的地位を築いてきたVBからビールのシェアナンバーワンを勝ち取りその地位を死守してきた。
ニールセンの最新発表によるとVBは昨年の12月頃から少しずつシェアを取り戻し始め時々XXXXゴールドを追い越すようになった。
現在店頭販売におけるビールでVBは12.2%、XXXXゴールドは11.9%のマーケットシェアとなり、VBが国内で「最も人気のあるビール」の復活を遂げた。
それに続き昨年、VBを取り扱う親会社SABミラーがVBをリニューアル。レシピをオリジナルのものに戻すことによりアルコール度数も4.6%から元の4.9%に復活。合わせて大々的なキャンペーンも打ち出した。
これらレシピの変更とマーケティング戦略がセールスを後押し、クリスマスの3ヶ月前には2%程であるが売り上げを伸ばした。
これほどまでに有名なビールでさえも成長へ転じる道のりは長かった。VBはかつて国内ビールシェア25%を誇る恐るべき製品だった。これが2000年頃から約10年間毎月売り上げを落としていった。
ニールセンの発表では昨年2月、VBとXXXXゴールドのマーケットシェアはそれぞれ11.7%と11.6%とわずか0.1ポイント差。 XXXXゴールドが昨年5月には国内シェアナンバーワンを勝ち取ると、それはビクトリア州の愛飲家達にとって大きなショックとなった。
XXXXゴールドはライオン社のブランドで日本のコングロマリット、キリンホールディングスの一部である。VBは約1年前ロンドンに本拠地を置く国際的な巨大醸造会社、SABミラーに吸収される以前はフォスターズグループのブランドであった。

「ニールセンの発表は1ヶ月毎の売り上げをまとめたものです。わが社は1ヶ月ベースのビジネスを行っているわけではありません。XXXXゴールドは年間を通して最も売れているビールでい続けますよ。成長があれば嬉しいですね。」
とライオン社のスポークスマンは語る。

「XXXXゴールドのシェアはここ十年間毎年成長を続けています。引き続き我々が考える長期戦略をこのまま維持していきます。」

今月始め、フォスターズはVBと同じ形状、緑色のボトルで販売されているビクトリアペールラガー(Victoria Pale Lager)の製造を中止した。
SABミラーに吸収されてから初めての打ちきり商品となった。 これによりVB等のコア商品、ブランドへの注力か可能でかつて歴史的成長を遂げていた時代が再び訪れればと期待が高まる。

http://m.smh.com.au/business/cheers–vb-back-as-nations-no1-beer-20130328-2gxco.html

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