豪ビール大手のライオンネイサン、オーストラリア国内における醸造所運営形態の変更へ

豪ビール大手のライオンネイサン、オーストラリア国内における醸造所運営形態の変更へ

ライオンネイサンは2012年10月17日、西オーストラリア州カニングベールにあるスワンブルワリー閉鎖の予定を伝えた。

「わが社は定期的な経営見直しを行った。残念なことにスワンブルワリーの経営状態は思った以上に悪く維持のためにかけるコストはもはやそれに見あうものではないということが決まった。」
ビール・スピリッツ・ワイン部門の最高経営責任者ジェイムスブリンドレイ氏はこう語った。

「事態は重く受け止めなければならない。これはスワンブルワリーに携わる人々の経営方針や能力を反映したものではない。また、西オーストラリア州というマーケットを軽く捉えているわけでもない。スワンブルワリー関係者についてはしっかりとサポートしていく。西オーストラリア州の重要性は今後も変わらない。」
と同氏。

今回ライオンネイサンは社運営に関わる約80もの項目を見直した。契約社員の扱いについても影響があるものとみられる。セールス&サポート部門の55項目についてはの見直しは行われない。またヘッドオフィスが西オーストラリア州内の別の場所へ移転となる。

西オーストラリア州向け、樽で出荷される業務用ビール、スワン及びエミュー両ブランドの生産は南オーストラリア州にあるWest End Brewery(ウェストエンドブルワリー)へ、またその他一部の製品についてはタスマニア州にあるJames Boag&Son Brewery(ジェームスボーグ&サンブルワリー)への移管が決まっている。

スワン、エミュー両ブランドのビールは全く同じ製造方法で醸造され近く、同社のエキスパートブルワーによる品質検査が始まる。
ライオンネイサンは増大する生産量や人員に備え、およそ7000万オーストラリアドル(当時レートで約57億円)をウェストエンドブルワリーに、1200万オーストラリアドル(同9.8億円)をジェームスボーグ&サンブルワリーに増資する。

「我々はスワンとエミュー両ブランドの存続を約束する。また西オーストラリア州が重要なマーケットであることは今後も変わりがない。」
「西オーストラリア州における現在の売上げや先のリトルワールドビバレッジの獲得を見ていただければ、我々の西オーストラリアに対する思いはお分かりいただけるだろう。」

とジェームス氏は繰り返す。
スワンブルワリーの閉鎖は、その他の場所での受け入れ体制にもよるが2013年の3月までに完了が予定されている。
http://lionco.com/2012/10/17/lion-announces-changes-to-its-australian-brewery-operations/

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